オープンファクトリー開催しました!
大正区で初めてのオープンファクトリー(工場の開放という意味合いかな?)が、11月6日(金)と7日(土)の両日、受け入れ企業16社店舗1店の計12コースで開催されました。1コース約3時間で、2つの企業を見学しながら大正区の町並みも散策してもらうという内容です。
大正区初ですが、西日本初でもあるようです。
東京では大田区が盛んと聞いています。
わたしたち山忠木材は、7日の土曜日の午前と午後に行いました。
今回は初めての経験なので、事前に参加を申し込まれた一般の方が対象になります。
午前14名、午後13名合計27名のご参加でした。
午前は1時間バージョンで行いました。
冒頭に少し大正区での木材業の歴史と当社の概要をご説明した後、木場と倉庫の在庫品の説明をしました。
そして、木工加工の機械の説明と実演、それから、ベニヤ等をカットする比較的安全な機械を参加者に動かしてもらいました。
様々に断面を加工した木を組み合わせて10cm角にして2cm程度にカットすると、パズルの出来上がり。
参加者から歓声が上がり、お土産にしてもらいました。
もう少し何か体験をしてもらおうと、きごころサロンまつりでも行っている「角切り」を用意しました。
数名の方に行っていただきましたが、女性の方でのこぎりを使ったのが初めての方もおられました。
皆さんが新鮮な経験だったようです。
午後には、プラス「ミニ家づくり」も体験してもらったので、所用時間は1時間半になりました。
アンケートにお答えいただいた方全員が、大変満足していただいているようです。
ほとんどの方が感想を書いてくださいました。
また、多くの皆さんが住まいについて関心を持っておられるようです。
皆さんが、それぞれ目的意識をもってご参加いただいていたことがわかりました。
すごく中身が濃いお客様でした。
大正区役所の声掛けで実行委員会を立ち上げ、オープンファクトリーの企画が出来ました。
区役所職員の皆さんのご尽力によりできたイベントだったと思います。
読売テレビも取材に来てくれました。
私たち企業は役者としてそれぞれの会社で演出を担当しました。
行政と民間が一体となってなし得た貴重な経験でした。
私たちの会社の分類はどちらかというと流通業です。
製材所のように丸太を加工するイメージで参加申し込みをされた方がもしおられたらとしたら、期待外れだったかもしれません。
町中の材木屋を知ってもらえただけでも良かったとおもいます。
でも、都市部において、これだけの加工機を動かしている所もそれほど多くはありません。
色々な説明をスタッフが交代で担当しました。
受け入れる側の私たちも全員参加でできたイベントでした。
毎年行っている「ものづくりフェスタ」も意義がありますが、この「オープンファクトリー」は、普段のものづくり屋さんと消費者が直に触れ合う、大変良い企画だったと思います。
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