☆ 「量」から「質」へと転換し、良い家をきちっと作って、手入れをしながら、長く使う。
☆ 目標
1. 良質な住宅ストックの形成と将来世代への承継
2. 良好な居住環境の形成
3. 国民の多様な居住ニーズが適切に実現される住宅市場の環境整備
4. 住宅の確保に特に配慮を要する者の、居住の安定の確保
☆ 住宅の長命化のために必要な要件
1. 劣化対策・・・構造躯体の使用継続が、少なくとも100年程度
2. 耐震性
3. 維持管理・更新の容易性・・・耐用年数が短い内装・設備に重点
4. 可変性の設定・・・ライフスタイルの変化に対応
☆ 社会的資産
1. 基礎的なバリアフリー性能・・・将来のバリアフリー化に対応
2. 高水準の省エネ性能を設定・・・省エネ法に定める平成11年基準に相当するレベルの確保
3. 住環境への配慮・・・良好な景観等
4. 住戸面積・・・戸建75m2以上
5. 維持保全計画の提出
☆ 税制優遇 ・・・ 住宅ローン減税5年(一般住宅)→10年など。
☆ 「長期優良住宅先導的モデル事業」・・・採択された新築戸建104件のうち、85件が木造、その内53件が国産材利用。長期優良住宅と木造は同一線上にあるとも。
☆ 環境貢献度「見える化」・・・「カーボン・フットプリント(CEP)」・・・商品の製造や食品の生産から輸送、廃棄に至る過程や、サービスの利用に伴って排出される温室効果ガスの量を「目に見える数字」で表示する制度。
☆ 最終的に木材を燃焼して排出されるCO2はカウントしない。
(2009年8月5日・8月20日 東洋木材新聞記事から抜粋)
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