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優しさ通信

その2 「高齢者や障害者の生活と住宅のかかわりについて」

☆ 住宅には床面に段差ができやすく、そのことが高齢者や障害者の生活動作に大きく影響を与えています。
☆ 従来から建築では尺貫法が用いられています。
廊下、階段、開口部などの幅は通常、柱芯々(柱と柱の間・柱の真ん中から柱の真ん中まで)の間隔が910mm(3尺)ですが、介助を必要とする高齢者や、車椅子などの福祉用具を使用する高齢者や障害者の室内移動には適していません。
☆ 日本の住宅は先進諸外国に比べて住宅面積が狭いので、一室あたりの面積もどうしても狭くなります。
そのことも高齢者や障害者の室内移動を困難にします。
☆ 介助による歩行は介助者が本人の真後ろに立つのではなく、身体半分横にずらして介助歩行すくことが多い。となると、広い通行幅が必要です。
☆ 車椅子を室内で使用する場合、廊下から室内に入ろうとするときに、ドアの開閉などで困難が生じます。
☆ 車椅子で浴室に入ろうとしたときに、車椅子は何とか入ったが、介助者は洗い場の面積が狭いので、浴室内に入れないということも考えられます。
☆ 床座(ゆかざ)は畳などの床面に座って生活動作をおこなうことですが、床からの立ち座り動作は高齢者には不向きと言えます。
洋式化がだいぶ進みましたが、畳の上で布団を敷いて就寝する高齢者はまだ多いです。
和式トイレで立ち座り、和式浴槽をまたいで入る動作も、危険を伴う動作です。
☆ 高齢者や障害者の身体機能を考慮すれば、不向きと思われる生活動作が、今なお実際の生活場面で使われているのが現状です。
☆ 日本は高温多湿なので、古来より日本の住宅は夏に合わせて造られています。
ということは、冬の寒さには向いていない住宅ということになります。
室内の温度が高齢者や障害者、特に循環器系に疾患を持つ高齢者には不適切な環境といえます。
脱衣室や浴室を暖房している住宅はまだ多くありません。
そのため、血圧を大きく変動させることになります。
入浴中の死亡事故が日本に非常に多いのは、住環境と入浴習慣が大きく関与しています。
1月から3月と12月に多く発生します。

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