大阪森林便り その14 ロシア材は最下位 − 2010年主要木材輸入量 総量は4年ぶりに増加 製品比率急上昇し7割に 欧州材は低迷から脱出 2010年の主要木材輸入量は資材需要の回復や2009年の在庫調整による反動などで回復しました。 アメリカ・カナダ材や欧州材、合板、構造用集成材などの伸びが堅調だった一方で、丸太輸出税率でコスト高のロシア丸太は南洋丸太を下回り、主要輸入丸太の最下位に転落しました。 2010年の主要木材輸入量は1489万m3で、前年比13.2%増と4年ぶりに増加に転じました。 製品比率は69%に達し、2001年の52%から17ポイント近く上昇しています。 北米材の安定した供給が目立っています。アメリカ産丸太は5年連続の減少ですが、カナダ産は前年比63%の大幅な増加でした。 欧州材の伸び率は前年比12%と平均的な伸びにとどまりました。 ロシア材の丸太は2006年水準の10分の1以下に縮小しました。 (2011年2月23日 林業新聞社記事より抜粋) ←大阪森林便りの目次 △ページの先頭
総量は4年ぶりに増加 製品比率急上昇し7割に 欧州材は低迷から脱出 2010年の主要木材輸入量は資材需要の回復や2009年の在庫調整による反動などで回復しました。 アメリカ・カナダ材や欧州材、合板、構造用集成材などの伸びが堅調だった一方で、丸太輸出税率でコスト高のロシア丸太は南洋丸太を下回り、主要輸入丸太の最下位に転落しました。 2010年の主要木材輸入量は1489万m3で、前年比13.2%増と4年ぶりに増加に転じました。 製品比率は69%に達し、2001年の52%から17ポイント近く上昇しています。 北米材の安定した供給が目立っています。アメリカ産丸太は5年連続の減少ですが、カナダ産は前年比63%の大幅な増加でした。 欧州材の伸び率は前年比12%と平均的な伸びにとどまりました。 ロシア材の丸太は2006年水準の10分の1以下に縮小しました。 (2011年2月23日 林業新聞社記事より抜粋)