雨水を取り込む貯留タンクについて、大阪市が設けた購入費助成制度の利用が伸び悩み。2006〜08年度に想定していた300件に対し、申請は43件。
タンクは雨どいに接続して雨水を取り込む方式が多い。一般的な家庭向けで5万円前後。
水道代の節約と浸水被害の抑止効果。
大阪市は容量80リットル以上のタンク購入費の最大2分の1、3万円を上限に助成。
吹田市は今年度助成率を9割にアップ。申請件数約700件を見込むと、申し込みが殺到で抽選になる見通し。
(7月8日 讀賣新聞記事から抜粋)
※ メーカーの「フクビ」の調査によりますと、大阪府内で助成制度を設けている自治体は次の通り・・・ 池田市・和泉市・茨木市・大阪市・吹田市・摂津市・松原市(自治体によって助成内容は異なります。)
タンクを雨どいに接続して雨水を取り込む方式の場合、素人の方での設置は困難なので、新築かリフォーム工事のときに行うケースが多いと思います。となりますと、購入費プラス工事費が発生します。
ちなみに、フクビの製品「エコレイン」は容量200?で定価¥111,090−(税込)。節水量とCO2削減というエコ感覚、そして、水道代節約という経済感覚がキーポイントになると思います。
大阪市の場合、設置スペースと雨水利用の用途(庭の水やり、洗車など)が問題なのかもしれませんが、フクビによると愛知県では結構売れているらしいです。
(弊社の感想でした。)
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